鉄・ステンレス・アルミなどの加工はお任せください
当社では、マシニング加工・旋盤加工などによって鉄、ステンレスやアルミなど、各種金属の切削や加工を行っています。こちらでは、当社で対応できる金属の特徴や加工のポイントなどについてご紹介します。「こんな金属も大丈夫?」といったお問い合わせも、お気軽にお寄せください。
金属別特徴と切削加工のポイント
強度が高くて加工性にも優れ、コストパフォーマンスがよい鉄。非常につかいやすい材料のため、橋梁・船舶・車両・建築などの構造物、歯車などの機械部品、鋼管、鋼板、ボルト、ナット・ネジ類、など、さまざまなものに利用されています。
切削に用いられるのは、主にS45CやS50C、SCM435など。高温の状態から急冷された鋼材はきわめて硬い組織になるため加工が難しくなりますが、当社では素材ごとの特性を把握した熟練の技術者が、的確な品質管理を行ってご希望の形態に加工します。
各種ステンレスの中でもポピュラーな材料といえば、フェライト系ステンレスよりも、機械的性質や溶接性に優れるオーステナイト系ステンレスです。中でも耐熱ステンレス(SUS310S)は耐蝕性にも優れていることから、燃焼装置部品やボイラー、航空機部品など耐熱鋼としてつかわれています。
ステンレス鋼は加工硬化が生じやすいため、切削条件によっては表面の加工硬化層だけを切削することになるため、工具を摩耗させやすいというデメリットがあります。しかし当社では、ステンレス加工に適した加工をすることで問題を解決しています。
一般的に軟質で被削性に優れているアルミ合金。切削はしやすいものの材料用融点が低いうえに延性が大きいという性質を持っているため、工具や仕上げ面に溶着しやすいというデメリットがあります。また、結晶シリコンを含有している高Siアルミニウム合金(ハイシリコンアルミニウム合金)は工具を摩耗させやすいため、加工時には注意が必要です。
当社ではアルミの切削温度をできるだけ低くし、シャープな刃物を用いるなどの工夫によって、難しい材質のアルミの切削加工にも対応しています。
西川製作所では、上記の金属のほかにもさまざまな金属の切削加工を行っています。鋳物(いもの)、銅の加工も可能です。まずは一度、ご相談ください。
鉄 | S45C・S50C・SCM など |
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ステンレス | SUS304・SUS630 など |
アルミ | A2017・A5052・A7075 など |
鋳物(イモノ) | FC250・FCD600 など |
異形状 | 鍛造品・溶断品 など |
その他加工 | 焼き入れ・研磨・メッキ など |
西川製作所の金属加工への取り組み
西川製作所では、他社がやりたがらないような、あるいは他社ができないような難易度の高い金属加工も得意としています。
独自のIT管理体制によってさまざまなムダを省き、難しい製品に対しても「小ロット・高精度・短納期」を実現。「他社で断られてしまった……」「こんな加工できるだろうか?」といったケースも、お気軽にご相談ください。当社が誠心誠意、お客様のご希望にお応えいたします。