マシニング加工による精密切削加工

精密なマシニング加工を実現するために

こちらでは、当社で行っているマシニング加工と精密切削加工のための取り組みについてご紹介します。「マシニング加工でこんなもの作れない?」というご要望をお持ちの方は、お気軽に当社までご相談ください。

マシニング加工のポイント

マシニング加工とは、NC(数値制御)工作機械「マシニングセンタ」を用いて製品の取り付けを変えずにフライス、穴あけ、中ぐり、ネジ立てなどを行う機械作業のこと。西川製作所では高性能なマシニングセンタを導入して加工を行っていますが、設備や機械さえよければマシニングの精度が高まるのかといえば、決してそうではありません。

こちらでは、マシニング加工で精度を出す難易度について、部位ごとにご説明いたします。

段差(XY方向)

比較的精度を出すのが容易な部位です。ただし、側面を加工する深さがかなり深いケース、小径の工具しかつかえないケースなどでは難しくなるため、技術者の経験によって丁寧に加工していきます。

段差(Z方向)

Z方向の段差は、XY方向の段差に比べて主軸の伸びを考慮する必要があるため難しくなります。機械の位置決めなどを十分に配慮し、加工にあたります。

穴ピッチ

穴ピッチの加工はXY方向の段差と同じ動きで加工が可能なため、比較的精度を出すのが容易です。

幅

機械の動きや工具の幅や振れの影響を受けやすく、加工が難しい部位です。十分に配慮して加工を行うとともに、最後に補正を入れることで、精度を高めます。

穴径

穴径は通常、幅と同様の考え方でエンドミドル(刃物)等によって仕上げていきます。ただしエンドミドルでは難しい微細かつ深い穴については、リーマやボーリングという工具を用いて精度を出すことも可能です。

当社では、マシニング加工が難しい部位でも、熟練の技術者による的確な判断と正確な作業によって高精度な加工を実現しています。

精密加工への取り組み

西川製作所では、「設計図通りに加工する」という当たり前のことを徹底するとともに、「加工で不良品やトラブルはあるもの」という考え方を前提に、厳密なチェックによる品質管理を行っています。

また、独自のITによる管理体制によってさまざまなムダを排除。マシニング加工においても、過去の製作データを分析して迅速かつ高精度な加工を行います。「安心のマシニング加工」なら、どうぞ当社にご相談ください。

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